翻訳練習帳: 和文英訳編を 新発売!
2020年5月6日より、翻訳練習帳(英文和訳、和文英訳)をお届けしております。
この練習帳は、T Quest Brain Partnerが独自に編纂した、翻訳者(特にメディカル翻訳)を目指す方に向けての、翻訳技術力アップのための教材です。
お待たせしました。今回は 和文英訳 の練習帳をご用意しました。
第3弾(2020年7月)としまして、メディカル翻訳練習帳Ⅲ:<和文英訳編:和文英訳の前に!> を発表いたします。
和文英訳は英文和訳の逆でしょ・・・ と思っているそこのあなた、それは大きな誤解です。和文英訳では英文和訳以上に気をつけねばならないことが多くあります。
その理由は・・・
- 読者の意志(想像)を尊重する日本語を、筆者の意志(結論)を主張する英語に書き換えるためには、ひと工夫が必要である!
だからです。
これまでの和文英訳に関する翻訳講座や翻訳テキストは主に、「日本語原文をいかにそのまま英語に変換するか」を中心に解説していますが、その英訳文が理解できるのは「日本文化を熟知している」人だけで、英語圏のいわゆるNativeには受け入れがたいものになってしまうのです。
翻訳とは、ある特定の文化で表現された文章を、全く異なる文化の表現に書き換えることです。つまり、「日本語原文をいかにそのまま英語に変換するか」というレベルでは、日本文化を単に英単語で書き換えているだけですので、全く異なる英語圏の文化では理解不能な文章になっている・・・と言うことです。
今回の練習帳の目的は、和文英訳の際の心構えとして・・・
- 日本語と英語の根源的違いを明らかにする
ことです。かなり斬新的な内容となっていますので、楽しんで学習していただければ・・・と思っております。
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2020年6月に第2弾としまして、メディカル翻訳練習帳Ⅱ:<接続詞(and、or)を訳す際の基本を習得> を発表いたします。
接続詞(and、orなど)が出てこない英文などまずあり得ませんが、それだけに、メディカル翻訳で多いミス(誤訳)は接続詞に関連したものです。
「and=及び」 と一辺倒に訳していませんか?andは時として「又は」になったり、orは時として「並びに」になったりするのです。何故、どういう時にその様なことが起こるのかを、メディカル翻訳練習帳Ⅱ:<接続詞(and、or)を訳す際の基本を習得>で学んでください。
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2020年5月に第1弾としまして、メディカル翻訳練習帳Ⅰ:<英文和訳の際の基本ステップを習得> を発表いたしました。ここでは「英文和訳の際の基本ステップ」を習得して頂きます。
翻訳者を目指している方の多くが抱えている問題として・・・
- 翻訳原文を読めば、何が書かれているかのイメージはそれなりに掴めるのですが、そのイメージを日本文(翻訳文)として表現するのがとても難しい。
と言うことがあります。これまでの翻訳に関する教本やテキスト、講座の多くは原文に何が書かれているか?を掴むこと(いわゆる英文解釈)に焦点が当てられていて、掴んだそのイメージを如何に自然な日本文(翻訳文)として表現するかについては殆ど触れられていませんでした。
私たちの翻訳練習帳は、いわゆる英文解釈の練習もさることながら、その解釈(イメージ)を自然な和文として表現する練習にウエイトを置いております。
今後も定期的に続編を発表していきますので、是非ともご活用ください。